2021年04月19日 (18:48)

崇禅寺の岐阜県重要文化財を修理に【此山妙在の書状】

岐阜県重要文化財「紙本墨書此山妙在墨跡」
(しほんぼくしょしざんみょうざいぼくせき)を、
1年間、修理に出すことになった。
文化財を所有する、
土岐市妻木町の崇禅寺(そうぜんじ)で、
修理業者への引き渡しが行われた。
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崇禅寺は、南北朝時代の1354年
(北朝=文和3年/南朝=正平9年)に、
果山禅師が開山し、土岐頼重が創建した、
臨済宗妙心寺派の古刹(こさつ)。
書跡「紙本墨書此山妙在墨跡」は、
果山禅師と頼高(頼重の弟)から、
もてなしを受けた、禅僧の此山妙在
(しざんみょうざい・1296─1377)が、
2人に宛てて、崇禅寺をたたえる詩を書いた物。
1362年(北朝=康安2年/南朝=正平17年)に、
書かれた書状だが、現在は軸装になっている。
昭和35(1960)年10月3日に、
岐阜県重要文化財に指定された。
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07TN1_3963.jpg08TN1_4026.jpg09TN1_4024.jpg
修理・修復を請け負うのは、
文化財や美術工芸品などの保存修理にたけた、
株式会社坂田墨珠堂(本社=滋賀県大津市)。
本日は、坂田墨珠堂の坂田雅之取締役会長・
坂田さとこ代表取締役社長(夫妻)のほか、
土岐市文化財審議会の黒田正直会長、
九州国立博物館元館長の三輪嘉六さん
土岐市教育委員会の市職員らが集まった。
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13TN1_3988.jpg14TN1_3991_202104192353189e0.jpg15TN1_3995.jpg
坂田墨珠堂では今後、本紙(書状の部分)から、
裏打ちの紙(数枚)をはがし、解体。
「一文字」と「中回」(ちゅうまわし)は、
そのまま利用するが、
「上」(じょう)と「下」(げ)の部分は、
新たな物に取り換える予定。
修理費は約200万円で、
住友財団・岐阜県・土岐市から、
助成・補助を受ける。
修理・修復の完了時期は、来年の3月。
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崇禅寺の古橋宗玄住職《そうげん・45歳・
本名=古橋昭寛(あきひろ)》は、
「掛け軸として飾ることができないほど、
損傷が激しいが、わたしの代で、
修復してもらえることに感謝したい。
普段は公開していないが、
歴史的にも貴重な文化財なので、
修復が完了した際は、
多くの人に見ていただく機会を、
設けたい」と語った。
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なお、光雲山「崇禅寺」では、
釈迦如来立像(彫刻)や、
夢窓国師筆果山条幅(書跡)など、
岐阜県指定の文化財を3点、
崇禅寺総門(建築物)や、
白隠禅師の「だるま」(絵画)など、
土岐市指定の文化財を12点、
計15点の文化財を所蔵している。
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