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2021年07月17日 (20:08)

古民家カフェ橘が大湫町にオープン【文化財「新森」を活用】

瑞浪市大湫町の国登録有形文化財
「森川善章家住宅主屋」
《もりかわよしあきけじゅうたくしゅおく・
旧森川善章家住宅(通称=新森)》が、
明日、7月18日(日曜日)に、
「古民家カフェ橘(たちばな)」として、
オープンする。
昨日、7月16日(金曜日)は、
地元住民を対象にした内覧会を、
本日、7月17日(土曜日)は、水野光二市長や、
クラウドファンディングの支援者らを招いた
プレオープンを、それぞれ開いた。
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04TN1_5245.jpg05TN1_5263.jpg06TN1_5224.jpg
新森(旧森川善章家住宅)については、
令和2(2020)年8月1日に開いた、
工事現場見学会の「過去記事」と、
令和3(2021)年3月28日に開いた、
修復工事(改修工事)の完了に伴う、
お披露目式の「過去記事」を参照。
新森の改修工事に係る総事業費は、
設計費用も含め、9915万6040円。
うち、国の社会資本整備総合交付金から、
4079万円を受けた(国庫補助事業)。
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10TN1_5272.jpg11TN1_5308.jpg12TN1_5313.jpg
新森を所有する瑞浪市は、
賃貸借契約による活用事業者を公募。
3事業者が応募し、プロポーザル審査の結果、
「古民家カフェ」としての活用を提案した、
飲食店「山本さん家
(瑞浪市寺河戸町)のオーナー、
橘満寿美さん(橘滿壽美)さんに決まった。
橘満寿美さん(たちばな・ますみ)は、
内装工事費として、約400万円を費やし、
厨房(ちゅうぼう)やソファなどを整備。
うち、約130万円は、
クラウドファンディングで賄った。
なお、瑞浪市との賃貸借契約は、
令和3(2021)年4月1日から10年間で、
家賃として、毎月1万円を市に支払う。
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16TN1_5343.jpg17TN1_5354.jpg18TN1_5410.jpg
木造2階建てだが、カフェや、
ギャラリーとして活用するのは、1階のみ。
カフェ部分は約20席あり、7月いっぱいは、
コーヒーやソフトドリンクのみ提供する
(酒類は無し)。
その後、ランチなどを始める予定。
ちなみに、新森の斜め道向には、
「令和2年7月豪雨」で倒壊(倒木)した、
大湫神明神社の大杉がある。
古民家カフェ橘の看板は、
この大杉で制作したもの。
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本日のプレオープンには、
バイオリニストの濱島秀行さんが出演。
美しい音色を響かせ、
古民家カフェの完成に花を添えた。
橘満寿美さん(69歳)は、
「古民家カフェを開きたくて、40代ごろから、
古陶器などを集めてきたが、皆さんのおかげで、
夢の第一歩を踏み出すことができた。
活用事業者に選んでいただいたが、
新型コロナの影響で、寝られない日々もあった。
そんな中、クラウドファンディングでは、
多くの人たちに助けていただき、
人の温かさや励ましに触れ、
涙が出るほど、うれしかった。
心や気持ちを大事にする店にし、
夢に向かって頑張りますので、今後も、
応援をよろしくお願いします」と述べた。
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営業時間は午前9時30分から午後5時まで。
定休日は火曜日・水曜日・木曜日。
問い合わせは、古民家カフェ橘
(TEL090─4867─1726)まで。
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