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2021年07月26日 (12:46)

土岐市の消防士が熱海市で行方不明者を捜索【1次隊が市長に報告】

静岡県熱海市伊豆山地区で、
7月3日(土曜日)に土砂災害が発生。
消防庁長官の指示を受けた岐阜県は、
7月20日(火曜日)に、
岐阜県内の20の消防本部で編成した、
「緊急消防援助隊岐阜県大隊」を出動させた。
岐阜県大隊(25隊・延べ130人)の一員として、
土岐市消防本部から出動し、
活動を終えた消防士3人が、土岐市役所を訪れ、
加藤淳司市長や鷲見直人副市長らに報告した。
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04TN1_6439.jpg05TN1_6451.jpg06TN1_6430.jpg
熱海市伊豆山土砂災害については、
熱海市の発表によると、昨日、
7月25日(日曜日)午後4時現在、
被害棟数は131棟(128世帯・216人)、
死者21人、行方不明者は7人となっている。
土岐市消防本部は、
岐阜県大隊の「第1次隊」として、
水波邦彦消防司令補(南署・38歳)・
小川翔大消防士長(南署・36歳)・
加藤健祐消防副士長(北署・27歳)を派遣。
3人は、7月20日(火曜日)から、
7月23日(金曜日)までの4日間、
土砂の搬出作業などに従事しながら、
行方不明者の捜索に尽力した。
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10TN1_6526.jpg11TN1_6538.jpg12TN1_6513.jpg
水波邦彦消防司令補は、
「任務は、重機が土砂をかき出す際の監視で、
車両が出て来た場合は、スコップで手掘りをし、
バケツリレーで土砂を搬出した。
家屋の中に流れ込んだ土砂は、
重機が使えないため、苦労した。
砂ぼこりや下水のにおいなどがあり、
新型コロナウイルス感染症対策に関係なく、
マスクとゴーグルが必須だったが、
すぐに汗だくになってしまう。
小まめに水分補給を行い、熱中症対策に努めた。
ありがたく、うれしかったのは、被災地の人たちが、
泥を落とすための水道を、自由に使わせてくれたり、
励ましのメッセージを、掲げてくれたりしたこと。
生存の可能性は低かったが、それでも被災者の顔を、
一目でも親族に見せてあげたいという一念で、
捜索活動に励んだ。
残念ながら、見付けることができなく、
心残りになった」と語った。
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なお、土岐市消防本部は、
「第2次隊」《7月23日(金曜日)~
7月26日(月曜日)》についても、
3人の消防職員を派遣している。
※第3次隊の出動は中止。
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