東濃ニュース　土岐市・瑞浪市版

土岐市の外国語指導助手（ＡＬＴ）として、
ファントウィクズ・アセナ・メガンさん
（Funtowicz Athena Megan）が着任
（※ファーストネームはアセナ）。
土岐市役所を訪れ、加藤淳司市長に、
着任を報告した。

ファントウィクズ・アセナ・メガンさんは、
米国アリゾナ州出身の２５歳。
カリフォルニア州立大学・
モントレーベイ校の卒業生で、
在学中は日本語と日本文化を専攻した。
平成２８（２０１６）年３月から、
平成２８（２０１６）年７月までの４カ月間、
名古屋外国語大学に留学した経験がある。
来日回数としては、４回目。

今回は、地方自治体（県・市町村）が行う、
「語学指導等を行う外国青年招致事業
（ＪＥＴプログラム）」の参加者として、来日。
ファントウィクズ・アセナ・メガンさんは、
先輩ＡＬＴの後任ではなく、新規で採用された。
任期（更新も可能）は、
令和３（２０２１）年６月２８日から、
令和４（２０２２）年３月３１日まで。
今年の６月下旬に、東京に来て、
７月中旬から、土岐市内に住んでいる。
９月からは、１人で、
西陵中学校区と駄知中学校区を担当し、
幼稚園や小・中学校などで、英語の指導を行う。

ファントウィクズ・アセナ・メガンさんは、
「両親の勧めがあり、日本に興味を持った。
高校２年生の時に、初来日し、
東日本大震災の被災地などを訪問した。
日本のアニメが好きで、
『ママレード・ボーイ』や『ふしぎ遊戯』、
『僕のヒーローアカデミア』などを見た。
アリゾナはとても暑いが、土岐市は蒸し暑い。
母親が先生なので、将来、
学校の先生になるかもしれない。
土岐市の子供たちに、
アメリカの文化や良いところを、
教えてあげたい」などと、日本語で語った。

なお、名古屋外国語大学に留学中は、
茶道のサークルに入り、お点前を習った。
既に、土岐市泉町の「輪島屋茶舗」で、
好きな玉露を買ったとのこと。
「土岐市では、茶会に参加したり、
作陶に挑戦したりしてみたい」とも話す。