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2021年08月25日 (13:32)

瑞浪北中学校がカーボンニュートラル賞の特別賞に輝く

一般社団法人建築設備技術者協会は、
第9回《令和2(2020)年度》
カーボンニュートラル賞
」の受賞建築物を発表。
最高賞「カーボンニュートラル大賞」(1件)に次ぐ、
カーボンニュートラル賞選考委員会
「選考委員特別賞」(1件)に、
瑞浪市立瑞浪北中学校(土岐町)を選んだ。
建築主の瑞浪市に表彰状などを贈った。
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カーボンニュートラル賞は、
カーボンニュートラル社会の実現に向けた建築物や、
建築設備にかかわる優れた業績を表彰するもの。
瑞浪市立瑞浪北中学校は、
平成30(2018)年12月に、
竣工(しゅんこう)した。

カーボンニュートラル賞への代表応募者は、
瑞浪北中学校の建築設計(設計監理)を担当した、
株式会社日建設計(本店=東京都千代田区)。
業績名は「開かれた建築環境技術により
自然と共生するゼロ・エネルギー・スクール
『瑞浪北中学校』」。

受賞者は次の皆さん。
【建築主】瑞浪市
【設計者】(株)日建設計
【施工者】新菱冷熱工業(株)
【性能評価者】
尹奎英(名古屋市立大学・芸術工学研究科)
(株)日建設計総合研究所
【建築設備士】
田中宏明《(株)日建設計》
佐藤孝広《(株)日建設計》

カーボンニュートラル大賞委員長の
講評(概要)は下記の通り。
同建築物(瑞浪北中学校)は、文部科学省の
スーパーエコスクール実証事業に認証されており、
実績でZEB(ゼブ)を達成しており、
全国のゼロ・エネルギー・スクールの
先駆けと評価できる。
生徒や教員らによる省エネ活動を誘発する試み、
建築と環境技術を融合した学校建築と、
再生可能エネルギーによる創エネが一体となって、
達成されたものである。
事前の現地調査とCFDの結果を基に、
自然換気を促進させる配棟計画を行うとともに、
文化遺産をモチーフにした
「登り窯型の自然換気システム」を採用するなど、
自然エネルギーを最大限利用している。
また、普通教室には、地熱による涼風と、
太陽熱による温風が吹きだす
「クールウォームロッカー」を開発し、
健康と省エネを両立する
「ウェルネススクール」の取り組みを行っている。
公立中学校でありながら、多様な省エネ、
創エネ技術を組み合わせるとともに、
環境教育の提案も試みている点を評価し、
特別賞に推薦した。

【写真提供=瑞浪市】
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