2021年10月22日 (12:09)
土岐市消防本部が丸美陶料で訓練【高圧ガス保安週間】
土岐市消防本部は、
「高圧ガス保安活動促進週間」に伴う火災訓練を、
丸美陶料株式会社(本社工場=土岐市妻木町・
小川計爾代表取締役社長)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和3(2021)年度の期間は、
10月23日(土曜日)から、
10月29日(金曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、
本年度は、丸美陶料株式会社の協力を得て、
災害対応訓練を行った。






丸美陶料株式会社では、
タイル用製土・ファインセラミックス原料・
窯業用原料などを製造販売。
本社工場には、LPガスのタンク
(最大貯蔵量2900キログラム)があり、
放水用として、小型動力ポンプ
(可搬ポンプ)を所有している。






本日の訓練は、大規模な地震により、
ガスが漏えいし、引火したと想定。
丸美陶料の社員、約20人が参加し、
119番通報をしたり、
消防車を誘導したりした。
土岐市消防本部からは、
指揮車・水槽車・化学車の計3台、
消防職員約20人が出動。
現場指揮本部を設営したほか、延焼を防ぐため、
建物やタンク周辺に放水した。
放水終了後には、丸美陶料の社員に、
消火器の使い方を教えた。






丸美陶料の小川兼護専務取締役(けんご)は、
「当社の消防訓練は、可搬ポンプを動かして、
放水する程度だったが、今回は、
土岐市消防本部の皆さんのおかげで、
119番通報や初期消火訓練など、
貴重な体験をすることができた。
また、参加した社員も、
あえて就業中に実施したことで、
より実践的な訓練ができたと思う。
当社にはガスタンク以外にも、重油タンクなど、
火災が発生する可能性が高い施設がある。
今後も、緊急時の対応方法や、
負傷者が発生した場合の応急処置など、
ご教授いただきたい」と述べた。






土岐市南消防署の水野智文署長は、
「今回の訓練は、震災を想定したが、
大地震が発生した場合は、本日のように、
消防隊が駆け付けられるとは限らない。
恐らく、社員の皆さんの活動が、
非常に大事になってくると思う。
消火器の使い方を覚えてもらったが、
こういった小さなことの積み重ねが重要。
日ごろから、災害対応訓練に、
取り組んでいただきたい」と講評した。
「高圧ガス保安活動促進週間」に伴う火災訓練を、
丸美陶料株式会社(本社工場=土岐市妻木町・
小川計爾代表取締役社長)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和3(2021)年度の期間は、
10月23日(土曜日)から、
10月29日(金曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、
本年度は、丸美陶料株式会社の協力を得て、
災害対応訓練を行った。






丸美陶料株式会社では、
タイル用製土・ファインセラミックス原料・
窯業用原料などを製造販売。
本社工場には、LPガスのタンク
(最大貯蔵量2900キログラム)があり、
放水用として、小型動力ポンプ
(可搬ポンプ)を所有している。






本日の訓練は、大規模な地震により、
ガスが漏えいし、引火したと想定。
丸美陶料の社員、約20人が参加し、
119番通報をしたり、
消防車を誘導したりした。
土岐市消防本部からは、
指揮車・水槽車・化学車の計3台、
消防職員約20人が出動。
現場指揮本部を設営したほか、延焼を防ぐため、
建物やタンク周辺に放水した。
放水終了後には、丸美陶料の社員に、
消火器の使い方を教えた。






丸美陶料の小川兼護専務取締役(けんご)は、
「当社の消防訓練は、可搬ポンプを動かして、
放水する程度だったが、今回は、
土岐市消防本部の皆さんのおかげで、
119番通報や初期消火訓練など、
貴重な体験をすることができた。
また、参加した社員も、
あえて就業中に実施したことで、
より実践的な訓練ができたと思う。
当社にはガスタンク以外にも、重油タンクなど、
火災が発生する可能性が高い施設がある。
今後も、緊急時の対応方法や、
負傷者が発生した場合の応急処置など、
ご教授いただきたい」と述べた。






土岐市南消防署の水野智文署長は、
「今回の訓練は、震災を想定したが、
大地震が発生した場合は、本日のように、
消防隊が駆け付けられるとは限らない。
恐らく、社員の皆さんの活動が、
非常に大事になってくると思う。
消火器の使い方を覚えてもらったが、
こういった小さなことの積み重ねが重要。
日ごろから、災害対応訓練に、
取り組んでいただきたい」と講評した。
