2021年11月04日 (16:13)
土岐市教委が生理の貧困に対応【学校のトイレに生理用品を常備】
土岐市教育委員会は、
「学校のトイレに生理用品を」設置事業として、
土岐市内の全小・中学校で、
生理用品の常備を開始する。
屋内の女子トイレ(小学校は高学年用のみ)の
洗面所などに、生理ボックス
(1ケース10個入り)を設置。
11月中には、設置が完了する予定。



経済的な理由などで、
生理用品を準備できない児童生徒に対し、
心と体の負担の軽減を図ることを目的とした、
「生理の貧困」に関する支援施策の一環。
さまざまな事情で、
持ってくることができなかった児童生徒には、
これまでは学校が「貸与」し、
同等品を「返却する」という仕組みだった。



今年の5月には、「貸与」から、
返却不要の「無償提供」に切り替えたが、
保健室で、養護教諭が管理していた。
今後は、トイレの手洗い場などに常備されるため、
養護教諭を介することなく、生理用品が使用できる。



土岐市教育委員会では、設置事業の開始にあたり、
肥田小学校と土岐津中学校の2校を、
モデル校に指定。
今年の9月から、設置方法や、
児童生徒への指導方針などを検証してきた。
本日は、山田恭正教育長が土岐津中学校を訪れ、
伊藤策雄校長と田口里美養護教諭から、
生徒へのアンケート結果などを聴いた。



田口里美養護教諭は「アンケートの回答には、
『設置された生理用品を使ったことはないが、
学校にあると思うだけで、安心する』といった、
意見があった一方で、
『ナプキンの種類を増やしてほしい』とか、
『手洗い場ではなく、トイレの個室それぞれに、
設置してほしい』といった意見もあった。
生徒には、なぜ返却不要で、無償提供するのか、
設置の意図を、定期的に指導する必要がある。
その際は併せて、生理用品の処理方法についても、
きちんと教えるべき」と語った。
「学校のトイレに生理用品を」設置事業として、
土岐市内の全小・中学校で、
生理用品の常備を開始する。
屋内の女子トイレ(小学校は高学年用のみ)の
洗面所などに、生理ボックス
(1ケース10個入り)を設置。
11月中には、設置が完了する予定。



経済的な理由などで、
生理用品を準備できない児童生徒に対し、
心と体の負担の軽減を図ることを目的とした、
「生理の貧困」に関する支援施策の一環。
さまざまな事情で、
持ってくることができなかった児童生徒には、
これまでは学校が「貸与」し、
同等品を「返却する」という仕組みだった。



今年の5月には、「貸与」から、
返却不要の「無償提供」に切り替えたが、
保健室で、養護教諭が管理していた。
今後は、トイレの手洗い場などに常備されるため、
養護教諭を介することなく、生理用品が使用できる。



土岐市教育委員会では、設置事業の開始にあたり、
肥田小学校と土岐津中学校の2校を、
モデル校に指定。
今年の9月から、設置方法や、
児童生徒への指導方針などを検証してきた。
本日は、山田恭正教育長が土岐津中学校を訪れ、
伊藤策雄校長と田口里美養護教諭から、
生徒へのアンケート結果などを聴いた。



田口里美養護教諭は「アンケートの回答には、
『設置された生理用品を使ったことはないが、
学校にあると思うだけで、安心する』といった、
意見があった一方で、
『ナプキンの種類を増やしてほしい』とか、
『手洗い場ではなく、トイレの個室それぞれに、
設置してほしい』といった意見もあった。
生徒には、なぜ返却不要で、無償提供するのか、
設置の意図を、定期的に指導する必要がある。
その際は併せて、生理用品の処理方法についても、
きちんと教えるべき」と語った。
