2021年11月17日 (13:38)
中京学院大学の江畑慎吾専任講師が瑞浪北中で「心の授業」
中京学院大学短期大学部保育科の専任講師で、
公認心理師・臨床心理士などの資格を持つ、
江畑慎吾さん(36歳・えばたしんご)による
「心の授業」が、瑞浪市立瑞浪北中学校
(土岐町・安藤雅哉校長)で行われた。
道徳の授業の一環として、1年生が受講した。



文部科学省は、自殺者に占める若者の割合が、
横ばい・増加傾向にあるとし、
スクールカウンセラーなどの協力を得ながら、
「SOSの出し方に関する教育」(自殺予防)を、
推進するように通知を出した。
これを受けて、江畑慎吾さんは、
「教育プログラム」の開発に着手。
自身がスクールカウンセラーを務める、
瑞浪北中学校の協力を得て、
昨年度、令和2(2020)年度から、
開発した教育プログラムの効果検証を、
実際の教育現場で行っている。



江畑慎吾さんは最初に、自分への陰口を、
たまたま聞いてしまった主人公が、
友達に相談すべきか悩むという、
ドラマ仕立ての映像を見せ、
主人公の気持ちを考えさせた。
「人間なら、心配や不安になることは、
当たり前のこと」と述べ、
ストレスを受けた場合に起きる、
「体の反応」と「心の反応」を示した。



また、心理学では、ストレスへの対処方法
「ストレスコーピング」を、2種類に分けるとし、
「中学生の皆さんは、好きなことをやる、
『気持ちを発散する方法』に注目しがちだが、
もう1つの方法、根本的に取り組むという、
『問題を解決する方法』にも注目してみよう。
例えば、テストや試験にストレスを感じた場合、
息抜きもたまには必要だが、そればかりだと、
いつまでたっても成績は上がらない。
逆に、勉強を頑張れば、テストや試験を、
ストレスに感じなくなるだろう。
つまり、この2つの方法を、
バランス良くすることが大事」と教えた。



最後に「中学生にもなると、悩みに対し、
自分1人で解決しようと、
頑張ることができるようになる。
これはこれで、とても素晴らしいことだが、
誰かの力を頼ることや人に相談してみることも、
忘れないでほしい」と訴えた。



公認心理師・臨床心理士などの資格を持つ、
江畑慎吾さん(36歳・えばたしんご)による
「心の授業」が、瑞浪市立瑞浪北中学校
(土岐町・安藤雅哉校長)で行われた。
道徳の授業の一環として、1年生が受講した。



文部科学省は、自殺者に占める若者の割合が、
横ばい・増加傾向にあるとし、
スクールカウンセラーなどの協力を得ながら、
「SOSの出し方に関する教育」(自殺予防)を、
推進するように通知を出した。
これを受けて、江畑慎吾さんは、
「教育プログラム」の開発に着手。
自身がスクールカウンセラーを務める、
瑞浪北中学校の協力を得て、
昨年度、令和2(2020)年度から、
開発した教育プログラムの効果検証を、
実際の教育現場で行っている。



江畑慎吾さんは最初に、自分への陰口を、
たまたま聞いてしまった主人公が、
友達に相談すべきか悩むという、
ドラマ仕立ての映像を見せ、
主人公の気持ちを考えさせた。
「人間なら、心配や不安になることは、
当たり前のこと」と述べ、
ストレスを受けた場合に起きる、
「体の反応」と「心の反応」を示した。



また、心理学では、ストレスへの対処方法
「ストレスコーピング」を、2種類に分けるとし、
「中学生の皆さんは、好きなことをやる、
『気持ちを発散する方法』に注目しがちだが、
もう1つの方法、根本的に取り組むという、
『問題を解決する方法』にも注目してみよう。
例えば、テストや試験にストレスを感じた場合、
息抜きもたまには必要だが、そればかりだと、
いつまでたっても成績は上がらない。
逆に、勉強を頑張れば、テストや試験を、
ストレスに感じなくなるだろう。
つまり、この2つの方法を、
バランス良くすることが大事」と教えた。



最後に「中学生にもなると、悩みに対し、
自分1人で解決しようと、
頑張ることができるようになる。
これはこれで、とても素晴らしいことだが、
誰かの力を頼ることや人に相談してみることも、
忘れないでほしい」と訴えた。



