2022年01月04日 (11:48)
故・横井髙夫さんの干支作品を一堂に【土岐市への寄贈を記念】
有限会社ヤマ亮横井製陶所(土岐市下石町)の
2代目を務めた、故・横井髙夫さん
(1936─2020・よこいたかお・
横井高夫・横井孝夫・孝峰窯)による、
干支(えと)の陶製作品が、土岐市に寄贈された。
寄贈を記念した展示「窯元職人 陶の干支展」が、
本日、1月4日(火曜日)から、
土岐市役所・多目的スペース(1階)で始まった。
会期は1月14日(金曜日)まで。



横井髙夫さんは、昭和53(1978)年から、
陶製の干支の制作を開始。
当初は、酒造メーカーからの依頼を受けて、
干支の形をした酒器を、鋳込み成形で作っていた。
その技術を生かし、置物の制作も始めると、
割り型から手びねりを加える技法となり、
より手作り感のある作風へと展開していった。



土岐市は、20年以上前から毎年、
その年の干支の作品を借り、市役所に展示。
横井髙夫さんが令和2(2020)年11月28日に、
間質性肺炎で亡くなったため(享年84歳)、
長男の横井亮一さん(54歳・よこいりょういち・
有限会社ヤマ亮横井製陶所代表取締役社長
《3代目》)が、土岐市への寄贈を申し出た。



会場には、十二支をテーマにした寄贈品、
22点を展示。
初日の本日は、加藤淳司市長が観覧し、
横井亮一さんが作品を解説した。



横井亮一さんは、
「父は、写実的でリアルな造形にこだわっており、
東山動物園へ、よく観察に出掛けていた。
動物の肌合いを表現するため、蒸し器の布を使うなど、
職人としての器用な面だけではなく、
画一的な大量生産の時代から、多品種少量生産へと、
陶磁器業界が変遷することを見通しており、
窯元の経営者としても、先見の明があった。
多くの市民の皆さんに見ていただければ、
父も喜び、供養にもなる」と語った。
2代目を務めた、故・横井髙夫さん
(1936─2020・よこいたかお・
横井高夫・横井孝夫・孝峰窯)による、
干支(えと)の陶製作品が、土岐市に寄贈された。
寄贈を記念した展示「窯元職人 陶の干支展」が、
本日、1月4日(火曜日)から、
土岐市役所・多目的スペース(1階)で始まった。
会期は1月14日(金曜日)まで。



横井髙夫さんは、昭和53(1978)年から、
陶製の干支の制作を開始。
当初は、酒造メーカーからの依頼を受けて、
干支の形をした酒器を、鋳込み成形で作っていた。
その技術を生かし、置物の制作も始めると、
割り型から手びねりを加える技法となり、
より手作り感のある作風へと展開していった。



土岐市は、20年以上前から毎年、
その年の干支の作品を借り、市役所に展示。
横井髙夫さんが令和2(2020)年11月28日に、
間質性肺炎で亡くなったため(享年84歳)、
長男の横井亮一さん(54歳・よこいりょういち・
有限会社ヤマ亮横井製陶所代表取締役社長
《3代目》)が、土岐市への寄贈を申し出た。



会場には、十二支をテーマにした寄贈品、
22点を展示。
初日の本日は、加藤淳司市長が観覧し、
横井亮一さんが作品を解説した。



横井亮一さんは、
「父は、写実的でリアルな造形にこだわっており、
東山動物園へ、よく観察に出掛けていた。
動物の肌合いを表現するため、蒸し器の布を使うなど、
職人としての器用な面だけではなく、
画一的な大量生産の時代から、多品種少量生産へと、
陶磁器業界が変遷することを見通しており、
窯元の経営者としても、先見の明があった。
多くの市民の皆さんに見ていただければ、
父も喜び、供養にもなる」と語った。
